やどりき水源林ニュース 第21号

2005年2月

  2月6日 後沢を少し入った堰堤に、つららができていました。長さは60p位。
いつもの年より暖かく感じる今年は、つららの大きさも小さい様に思います。気のせいでしょうか。

2月11日 朝から降った雪はやどりき水源林をうっすら白くして、幻想的な世界にしていました。

でも春近し、フサザクラの花を見つけました。


2月6日は、かながわ水源の森林づくり「県民参加のモニタリング」の動物班最終日でした。
このモニタリングは、神奈川県が県民と共に、水源の森林づくりの効果について調査する目的で、 やどりき水源林において、平成12年度から5年間行われてきたものです。


モモンガ確認用の巣箱を覗く。巣材からその
巣箱を利用している小動物を推定します。

.このヤマネ確認用の巣箱は、ネズミが利用して
いた模様。苔と葉や小枝や種が入っています。


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入口を広げてモモンガ巣箱に入ったムササビが、狭いと思って拡張を試みたのでしょう。
裏板と底板に大きな穴が開いていました。
 

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森林作業できらわれものの棘々のジャケツイバラ。冬芽はしたたかに予備群を用意。

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これもきらわれものの蛾のウスタビガの繭。何と言ってもこの色と形は冬の宝物。



 新松田駅からバスで終点の「寄」
に着いたら、この案内板を探してください。川沿いに約50分歩くと、そこがやどりき水源林です。