2004年3月
巨木林を背景に ミツマタ 〔ジンチョウゲ科〕
やどりき水源林はスギ・ヒノキの人工林が主体ですが、他にミツマタの群生が見られます。開花前の白いツボミの群生はなかなか見事です。一部は黄色く開花を始めていました。 ミツマタはコウゾと並び和紙の原料として知られています。繊維が細くて紙肌が緻密なため、紙幣や証券用紙の原料として利用されています。
2月中旬の日曜日、東京から小学4年生の親子18名の訪問があり、久しぶりに賑やかな一日となりました。学校の社会で水源林の授業があり、実際の水源林を見て知識を広げたいとのことで、インターネットで当地の案内人制度を調べて来られたそうです。 水源林の役割(雨水をたくわえ少しずつ流し、洪水を防ぎ川の渇水を防ぐこと)など説明しましたが、皆熱心にメモを取り、質問をしておりました。