やどりき水源林ニュース 第29号

2005年10月


      
すんだ水と、豊作の秋


やどりき沢の初秋
 やどりき水源林に、豊作の秋が訪れました。ススキは白い穂を出して秋の訪れを知らせてくれます。
 広葉樹は濃い緑から黄味をおび、すぐそこまできた紅葉の準備を始めています。
 秋の花を求めて、イチモンジセセリやイチモンジチョウがヒヨドリバナに集まっています。
 青空に映える、アカトンボたちが飛び交っています。
水源の水は更に澄みきって、秋の青空を写しています。
 今年はイヌブナが沢山の実をつけました。いろいろな木の実がいっぱいです。 今年のやどりきの秋は、豊作のようです。


やどりき水源林に、新しいパートナー林が誕生しました。
「半導体の森」です。

 9月17日除幕式が行なわれました。
デザインはNECの「N」、水源の山と川を表している そうです。

 水の大切さを実感している新しいパートナーです。


除幕式に参加したNECエレクトロニクス鰍フ皆さん


河原のススキは秋の訪れを知らせてくれます。

秋の花フシグロセンノウは水源林では貴重です。

サルナシも今年は豊作です。

今までツヅラフジの実は見られませんでした。

ダンコウバイの実も赤く色ずき始めました。

ヒヨドリバナとイチモンジセセリ、秋の風情です。

アカトンボたちも親しげ、近くにとまります。

キッコウアワタケ、秋の恵みもこれからです。